松山重車輌工業の軌道モータカー

概要


松山重車輌工業の軌道モータカーは民鉄を中心にJRなどに広く存在している。
モータカーには基本となる形式がなく、各納入先ごとの仕様に基づいて製作されているものと見られる。このため、形式が非常に多岐にわたることが大きな特徴である。

松山重車輌工業の形式は大きく分けて車重で定められていると見られ、以下のように推定される。

・MR 100~500:5~14[t]未満の小型機
・MR 700~900:14~20[t]未満の中型機
・MR 1000~1100:25[t]以上の大型機
・MR 1500~1600:20~25[t]未満の中型機
・MR 2000:5~10[t]未満の小型機

この中で更に各納入先に合わせて車体形状がL形、L形(高運転台)、L形(前面傾斜形)、センターキャブ形、セミセンターキャブ形などの形状に分かれる(細かい処理などは更に納入先ごとに異なる)。
また、クレーンや高所作業台、除雪装置などさまざまなオプションが取り付けられるが、これらの要素は形式に対して影響を与えないようである。


■5~14[t]未満の小型機




■14~20[t]未満の中型機




■25[t]以上の大型機



■20~25[t]未満の中型機




■5~10[t]未満の小型機