概要
JR四国随一の山間区間で最多のトンネルを有する土讃線向けに開発した作業台付き軌道モータカーである。軌道モータカーの荷台に設置した作業構台は、油圧操作により、上下・左右方向に伸縮可能で、曲線部においてはカントによる車体傾斜に応じて作業台を傾け、水平が保たれる構造である。
また、作業台上で軌道モータカーの運転制御及び作業台の操作が可能で、作業の効率向上とベストな作業ポジションを容易に確保することができる。
諸元
■ 寸法・重量
長さ | 7,650[mm] |
幅 | 2,680[mm] |
高さ | 3,855[mm] |
軌間 | 1,067[mm] |
軸距 | 3,700[mm] |
車輪径 | 762[mm] |
自重 | 18[t] |
参考文献
1)片岡信一『多機能型軌道モータカーの導入』,新線路,54巻,7号,鉄道現業社(2000.7)