MW


電車線の検査、保全作業を主に行う保全車である。
MWはMaintenanceWagonの略である。

富士重工製のMWに倣った基本構造をしており、床下に装備した転車台で転車や横取基地への収容が可能である。
富士重工製との機能的な差としては、トロリ線の点検作業中の接地用として空圧式の接地パンタを採用することで押し付け力の精度向上と調整範囲の拡大が図られている。

三菱重工製のMWは北陸重機にてOEM生産が行われている。

 

■ 諸元

寸法・重量

長さ 7,140[mm]
3,000[mm]
高さ 4,450[mm]
軌間 1,435[mm]
軸距 762[mm]
車輪径 762[mm]
自重 22.4[t]以下

 

■エンジン
最大定格出力 200kW/2200rpm

 

■ 走行性能

勾配 牽引重量 単車時 牽引時 定速走行時
水平線 20[t] 70[km/h]以上 60[km/h]以上 10[km/h]以上
15‰ 20[t] 60[km/h]以上 30[km/h]以上 05[km/h]以上

 

参考文献
交通事業部 車両部『新幹線用保全車両』,三菱重工技報,49巻,2号,(2012)
北陸重機工業『納入実績』
http://www.hokuju.com/contents/delivery-track-record/(2021.4)