CW


電柱や架線支持物の吊り上げに使用するクレーン車。
CWはCrane Wagonの略である。1)

 


JR東海仕様 1)

4.9[t]吊クレーン及びアウトリガを装備している。

 


JR西日本仕様 2)

山陽新幹線の地震対策として行われているコンクリート柱の鋼管柱化工事のために導入された。
電柱建替編成としてCWTと組み合わせて2両1編成で運用され、新設する鋼管柱の運搬、建替え、撤去したコンクリート柱の運搬を行うことが可能である。

JR西日本仕様独自の装備として架線支持装置がある。
既設のコンクリート柱を撤去してから鋼管柱を新設するまでの間に可動ブラケットや架線を仮支持する装置で、油圧での伸縮が可能である。


△架線支持装置による仮支持
出典:文献 2) P.18より

諸元

全長:約12[m] 全高:4.50[m] 全幅:3.30[m] 重量:42.0[t]

クレーン最大吊上能力:4.9[t]x4.5[m] 電車線柱最大積載本数:3[本] 電車線柱最大積載長さ:13[m] 施工能力:2[本/日]

 


参考文献

1) 小出達也「新幹線電力保守用車の紹介」,鉄道と電気技術,Vol.29,No.2,(2018.2)
2) 政久勇樹・奥野康徳「山陽新幹線における新幹線用電柱建替車の導入について」鉄道と電気技術,Vol.28,No.5,(2017.5)
3)JR西日本「山陽新幹線で新たな保守用車を導入します」
http://www.westjr.co.jp/press/article/2016/04/page_8606.html(2019.02/01)