1980年から製造されたモデルのマルチプルタイタンパー。
タンピングユニットの種類、車台、ホイールベース、リフティング・ライニングユニット等によって型番が分かれる。
主に一般軌道撞き固め用のラインマルタイと分岐器周辺撞き固め用のスイッチマルタイに大別される。
ハイフン以降の記号の意味の推定を以下に示す。
一般軌道の撞き固めを行うラインマルタイの場合は
16:タンピングツールが16本で、タンピングユニットはマクラギ1丁搗き。
32:タンピングツールが32本で、タンピングユニットはマクラギ2丁搗き。
1X:16の後継モデル。タンピングツールが16本で、タンピングユニットはマクラギ1丁搗き。
1XS:1Xをレール方向4分割制御に変更したタイプ。
2X:32の後継モデル。タンピングツールが32本で、タンピングユニットはマクラギ1丁搗き。
2XS:2Xを4分割制御にした2丁搗きタンピングユニット。
M:モデルの略。
分岐器周辺などの狭い箇所の撞き固めを行うスイッチマルタイの場合は
275:75は1975年に設計された分岐器用のタンピングユニット。左右にユニットを付けることで275とする。
475:75は同じ。4分割制御のタンピングユニットで475とする。
参考文献
Plasser&Theurer カタログ「08 Series マルチプルタイタンパー」
ラインマルタイ
スイッチマルタイ