UNIMAT JUNIOR

小型マルチプルタイタンパー。
JR東海の在来線を皮切りに京王電鉄、富士急電鉄で採用が確認されている。

8本のタイピングツールを備え、マクラギ1丁分の撞き固めを行うことができる。分岐器部のタイピングも可能。

タイピングツールは外側のツールの角度変更及びユニットの枕木方向への移動により、シングルモード、ダブルモード、ガードモードの3種類の使い分けが可能となっている。

△シングルモード、ガードモード、ダブルモードの作業及び切換動作

 

■ 主要装備
・レベル・ライニング装置
・線形自動設定装置(GVA)
・タイピングユニット及びエンジン部の防音装置(京王電鉄車で採用)

 

■ 寸法・重量 (京王電鉄 UNIMAT JUNIOR参考)

長さ 10.8[m]
2,8[m]
軌間 1,067[mm]
自重 28[t]

 

■ エンジン (富士急電鉄 UNIMAT JUNIOR参考)

エンジン型式 DEUTZ製BF 6M 1013 CP
エンジン出力 184[kW]/2300[rpm]

 

参考文献

1)石渡聡『小型マルタイ導入と実績』,新線路,52巻2号,鉄道現業社,(1998.2)