芝浦製作所のマルチプルタイタンパー

国産の電気式マルタイの多くを製造したメーカー。1998年に東芝メカトロニクスとの統合により商号が芝浦メカトロニクスに、更に2001年に保線機の営業部門をグループの芝浦エレテックに移管したため、現在は芝浦エレテックとして製造・販売している。
電気式マルタイは1958年に開発された試作機のMTT-1A形式が最初である。当初自走機能はなく、回送はモータカーによる牽引、作業は手押しであったが、1959年から電動機駆動により回送走行が可能なMTT-4A形式が登場。その後、ディーゼルエンジンと油圧ポンプ搭載したMTT-14A、タイピング作業走行が油圧モーター駆動方式のMTT-15Dと進化し、1964年のMTT-17A及び17B形式で最終型に繋がる車体前端にタイピング装置を組み込んだオーバーヘッド振動式となった。その後18A形式、20A形式、21A形式、25形式、35形式と大型化、高性能化、防音化していき、1976年に最終型の38NK8・38GNK8形式まで製造された。
また、電マルの他に機械式の重マルの製造も行っており、1983年に両運転台のM51と、M51より若干小型で片運転台のM61を生産している。
1990年代ごろから電マル重マルともに海外製マルタイにシェアを奪われ、現在大型のマルタイは製作していないが、多頭タンパという小型の車両が芝浦エレテックの名の元で製造されている。

参考資料
芝浦エレテック株式会社(http://www.shibaura.co.jp/eletec/index.html)
芝浦メカトロニクス株式会社(https://www.shibaura.co.jp/index.html)
新線路 1978/4,1983/4