DTS 62 N


道床の初期沈下を促す道床安定作業車。
DTSはDynamic Track Stabilizerの略。
車体中央には2基のスタビライザーユニットを搭載しており、車体から推進軸にて伝達された動力で偏心したウエイトを回転することで振動を発生させる。
この振動により道床を初期沈下させることにより軌道の安定性を向上させる他、軌道狂いの発生を抑制する。

スタビライザーユニットの前後には検測輪を備えており、仕上がり状態の検測も行うことができる。

 

諸元

■ 寸法・重量

長さ 17,520[mm]
2,980[mm]
高さ 4,200[mm]
軌間 1,435[mm]
台車軸距 1,500[mm]
台車中心間距離 12,300[mm]
自重 60.0[t]

 

■エンジン

エンジン名称 KHD F12L 513
エンジン出力 348[kW]/2300[rpm]

 

■トランスミッション

方式 トルコン付三段変速
型式 ZF 4WG65Ⅱ
出力 350[HP]/2500[rpm]
1速減速比 3.36
2速減速比 1.77
3速減速比 0.924

 

■スタビライザーユニット

最大振幅 5[mm]
最大回路圧 350[kg/cm^2]
垂直プレロード圧 40~100[kg/cm^2]
水平プレロード圧 60[kg/cm^2]

 

参考文献
1) NipponPlasser「DTS 62N」
https://www.nipponplasser.co.jp/ja/machines-systems/stabilization-and-consolidation/dts-62-n.html

2) 須長誠「鉄道技術アラカルト(85) 世界初を狙う -道床バラスト密度の測定-」RRR,2011,6
https://bunken.rtri.or.jp/PDF/cdroms1/0004/2011/0004005455.pdf

3) 中村逸人・瀧本健吾「道床安定作業車(DTS)故障発生防止の一考察」土木学会年次学術講演会講演概要集第4部,57巻,(2002.9)
http://library.jsce.or.jp/jsce/open/00035/2002/57-4/57-4-0094.pdf#search=%275740094%27

4) 中山裕和・増子宏之 「道床更換箇所のマルタイつき固め作業の一考察」土木学会年次学術講演会講演概要集第4部,64巻,(2009.9)
http://library.jsce.or.jp/jsce/open/00035/2009/64-04/64-04-0273.pdf

5) 矢田太郎・中川正樹「DTSを積極的に活用した軌道整備手法による軌道状態の改善 」土木学会年次学術講演会講演概要集第4部,65巻,(2010.9)
http://library.jsce.or.jp/jsce/open/00035/2010/65-04/65-04-0299.pdf

6)日本機械保線「新幹線道床安定作業車(DTS-62N型)乙検査検修マニュアル」