TuLIS


■概要
トンネル覆工表面のひび割れを撮影するトンネル覆工表面撮影車。
通称”TuLIS”(Tunnel Lining Scanning Car)(トーリス)と呼ばれる車両で型式は不明である。
2000年に導入された小松製TuLISの老朽化に伴い導入された。

小松製のTuLISと基本的な構造は同じで、三東製の台車の上に検測装置が納められたコンテナが搭載されている。
検測装置はセンサの個数が倍増しており、計測精度・速度共に改良されている。
検測時はコンテナからレーザーとカメラで構成されるセンサがせりだして検測を行う。

△検測風景 文献1)より

 

■計測性能

計測機器 センサ(レーザー+エリアカメラ)12個
取得データ 覆工表面の画像データ+3次元形状データ
計測精度 長手方向1[mm] 周長方向1[mm]
計測速度 20.0[km/h]

 

参考文献
1)JR東日本ニュース『新しい新幹線用トンネル覆工表面撮影車の導入について』
https://www.jreast.co.jp/press/2019/20200116_ho03.pdf(2022.09.01)