※この登録は形鉄工業様の許可を得て代理登録しています。
2025/4/30
西武鉄道 小手指構内保線専用線
大型保線機械の撮影会と操作・運転体験イベントにて撮影
昭和44年2月28日搬入 昭和52年2月28日廃車
塗色:黄橙
1931年日立製作所製の成田鉄道D1001を出自とする。
日立初のディーゼル機関車にして、地方私鉄の営業用DLとしても国産初のものであった。
車歴
1931年 製造 成田鉄道D1001
1944年 譲渡 武蔵野鉄道→西武鉄道D1001
1949年 譲渡 富士重工業宇都宮工場
時期不明 譲渡 鉄道施設工業DB102
1963年 譲渡 西武鉄道D21
1964~65年 上武鉄道が借入し使用
1969年 車両としては廃車し保線転用 工務部7
1977年 廃車
メーカー形式は後年、遡って命名されたものか。
写真の資料では形式名にD-21とあるが、西武での前歴をそのまま記載したようである。
文献
沖田 祐作『機関車表』,2014年,ネコ・パブリッシング,pp.19550-19551.
日立製作所『日立液体式ディーゼル機関車納入先一覧表(昭和6年~44年)』,刊行年不明.
吉田 英正・早川 丈令・名取 紀之「或る試作DLの生涯」『トワイライトゾ~ンMANUAL』3号,1994年,pp.8-17.
