南海電鉄の保守用車

■概要
南海電気鉄道株式会社は日本初の私鉄として1884年6月に設立された大阪堺間鉄道会社をルーツとする。1885年12月、阪堺鉄道に改称の上で難波~大和川間が開通して以降、路線の延伸や合併を重ね、現在は下記の通りとなっている。

△参考文献1)より引用

この記事では2025年4月に吸収合併した泉北高速鉄道に在籍していた保守用車についても取扱いつつ、既存の記事『泉北高速鉄道の保守用車』はそのまま残している。

■車種別一覧
軌道モータカー

FHI_TMC300

MJK_MR1104

MJK_MR1616

MJK_MR1658

MJK_MR1668

MJK_MR1698

MJK_MR1684

元・泉北高速鉄道

※過去には富士重工製TMC500Bを所有していた(画像なし)。

電気作業車

MJK_MS185

堀川_WD-H24T

 

道床交換作業車
現在は所有していないが、1965年頃に日本車両製の道床交換作業車を少なくとも1台を保有していた記録がある。
また1972・1973年に各1台ずつ計2台の目黒製道床交換作業車を導入していた。

南海の日車製バラストクリーナー
南海電気鉄道編『最近の10年:南海80周年記念』,1965年,南海電気鉄道,p.25.より

マルチプルタイタンパー

PT_08-16SH

MATISA_B20AC

元・泉北高速鉄道

※1968年から1971年にかけてMATISA製BNRI 80、BNRI 85を計3台導入していた。
また、1985年にMATISA製B 241を1台導入していた。

 

削正車
自社所有はしておらず、日本スペノ社へ委託している。

 

検測車

MPV9S 軌道検測車

MJK_MS0240 電気検測車

 

軌陸高所作業車

TOYOTA_DYNA

 

トロ

MJK_MC109 レール運搬車

MJK_MC616 電柱運搬車

MJK_MC672 鉄製トロリー

MJK_MC0673 作業用トロリー

MJK_MC681 作業用トロリー

MJK_MC0713 レール運搬トロリー

MJK_DT470 三転ダンプトロリー

MJK_DT0489 三転ダンプトロリー

MJK_DT0487 二転ダンプトロリー

FHI_unknown

unknown_unknown 架線延線トロ

 

■参考文献
1)南海電鉄株式会社『ハンドブック南海』,2025年10月3日閲覧