■概要
小田急電鉄の組織のうち、工務部(保線作業担当)と電気部(電車線、信通作業担当)が保守用車を保有している。
軌陸車以外の動力のある保守用車の番号はアルファベット部が車種、4桁の数字のうち上2桁が自重、下2桁が整理番号と思われる。
■車種別一覧
軌道モータカー
従来より一貫して松山重車輌工業製の車両を導入している。
MR755以降に導入された車両は編成両端にモータカーを連結する運用が行われている。
車両番号の後に-Eが付いているものは発電機を搭載、-Cが付いているものはクレーンを搭載している。
近年ではハイブリッドモータカーを導入している。
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廃車済 |
![]() 出典元:1) 54:53 |
保線機器整備へ譲渡 |
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富士急行→富士山麓電気鉄道へ譲渡 |
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廃車済 |
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富士急行→富士山麓電気鉄道へ譲渡 |
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三岐鉄道へ譲渡 |
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道床交換作業車
過去には目黒工業製のバラストクリーナーが在籍していた。
![]() 出典元:1) 51:26 |
BC2501 |
マルチプルタイタンパー
現在ではプラッサーアンドトイラー(PT)製が稼働しているが、PT製導入前は芝浦製作所製が使用されていた。
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バラストスイーパーに改造→廃車済 |
![]() 出典元:1) 49:23 |
MTT-6001 |
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しなの鉄道に譲渡 |
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バラストスイーパー
現在ではプラッサーアンドトイラー(PT)製が稼働しているが、PT製導入前は芝浦製作所製のマルチプルタイタンパーのMTT-15Eを改造したものが使用されていた。
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廃車済 |
![]() 出典元:1) 48:45 |
BS-3801 |
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レール削正車
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廃車済 |
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廃車済 |
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検測車
現在は松山重車輌工業製の車両が稼働しているが、以前はMATISA製のものも稼働していた。
![]() 出典元:1) 55:29 |
MATISA製PV-6と思われる |
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MS0251とユニットを構成している |
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MS0250とユニットを構成している |
溶接車
国内の大手私鉄では唯一フラッシュバット溶接車を保有している。
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軌陸トラック
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軌陸高所作業車
小田急電鉄本体が保有している車両と子会社の小田急エンジニアリングが保有している車両が存在する。
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小田急電鉄保有 |
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小田急電鉄保有 |
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小田急エンジニアリング保有 |
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小田急エンジニアリング保有 |
軌陸高所作業車(ブーム式)
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軌陸タイタンパ
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軌陸延線車
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トロ
現在はバラスト及びPC枕木運搬用のダンプトロとレール運搬用のトロが運用されている。過去には除草薬散布車や遠隔制御車、トンネル作業車も在籍した。
ダンプトロ
形式不明
レールトロリー
MC0730
除草薬散布車
トンネル内作業車
出典元:1) 55:40
遠隔制御車
出典元:1) 55:17
参考文献
1) 『鉄道データファイルDVDコレクション7小田急車両のすべて』,ディアゴスティーニ・ジャパン,2004年