智頭急行の保守用車


■概要
智頭急行は国鉄経営再建策の影響で建設中に工事が中止されていた国鉄智頭線(上郡-智頭間)56.1[km]を第三セクター方式として運営するために昭和61(1986)年5月に設立された。設立後に工事が再開され、平成6(1994)年12月に開業した。

■保守用車の特徴
路線が降雪のある山間部にあるため、モータカーはラッセル除雪装置を装備している。
また、振り子式の特急列車が高速走行を行う路線で軌道を維持するため、マルチプルタイタンパーを自社所有しているのも特徴である。

MCDBでは登録両数6000両を記念して、智頭急行様のご協力のもと大原保守基地の見学会を開催させて頂きました。
詳細については下記をご覧ください。
MCDB登録6000両記念イベント(智頭急行 保守基地見学会)

 

■車種別一覧
軌道モータカー

FHI_TMC200B


廃車済み

FHI_TMC300S-C

 

マルチプルタイタンパー

PT_07-16


廃車済み

PT_08-16/32U(M84)

 

軌道自転車

東光_TSC-A-3N

東光_型式不明

東光_型式不明

 

トロ

ヨシイケ_0.5ton軽便トロ

三東_STB-17-A

 

■参考文献
1)智頭急行株式会社ホームページ 会社沿革,
https://www.chizukyu.co.jp/chizukyu/company/kaisya_enkaku/(2024.12.24閲覧)