肥薩おれんじ鉄道の保守用車


■概要
肥薩おれんじ鉄道株式会社(愛称「おれ鉄」)は平成16(2004)年3月の九州新幹線部分開業に伴い誕生した第三セクターの鉄道会社で熊本県八代市の八代駅から鹿児島県薩摩川内市の川内駅までの116.9[km]の区間で営業を行っている1)

 

■保守用車の特徴
JR九州の鹿児島本線を引き継いで営業を行っているが、保有している保守用車についてもそのまま使用しているものと思われる。一部JR九州時代の機械番号が残されている個体もあるが、同社の社名やロゴ等、「同社保有」であることを明確に示すものは見られないのが特徴となっている。

当DBに登録されているもの以外の保守用車としては軌道自転車の保有が確認されている2)

 

■車種別一覧

軌道モータカー
富士重工業製のTMC200C及びTMC300の存在が確認されている。

 

トロ
三東製の鉄製トロ及びバラスト運搬散布車の存在が確認されている。

【鉄製トロ空気制動装置付】

【STB17-B】

 

■脚注

1)文献1)。
2)文献2)。アルミカートの乗車体験の記述が確認できる。車種等については不明である。

■参考文献
1)第三セクター鉄道等協議会『肥薩おれんじ鉄道株式会社』
https://3sec-tetsudou.jp/company/73(2025.01.28閲覧)
2)鉄道コム『肥薩おれんじ鉄道 出水駅 電気機関車展示・鉄道体験・グッズ販売イベント』
https://www.tetsudo.com/event/44990/(2025.01.28閲覧)