MTT-35DSKに改良を加えたMTT-38NKが1971年(昭和50年)から製造された。
搗固め装置は垂直押込み式となり、加振力強化を図った。
扛上装置に高低は3点一直線方式、水準に間接基準方式を取り入れた。
また1972年(昭和51年)より、MTT-38NKの一部を改良し、
脱線防止ガード区間の搗き固めに対応したMTT-38GNKが製造された。
それぞれ1977年(昭和56年)時点で合計87両が配備されている。
参考文献
1)石原一比古 『電マルの生いたち』, 新線路, 32巻4号, (1978年4月)
2)杉下孝治 『マルタイの変遷』, 新線路, 35巻9号, (1981年9月)
MTT-38NK-8B-2