新潟鐵工所もモノレール用の保守用車を製造していた。
銘板は室外に取り付けられているので確認は容易であるが銘板に記載されている情報が製造年のみのため型式や製造番号といったものを窺い知ることは難しい。
動力工作車
1992(平成3)年に導入されたディーゼルエンジン付の工作車。
作業用工作車で作業台車牽引にも用いられる。
・主要諸元
動力及び排気量 | ディーゼル 12,000[cc] |
燃料 | 軽油 |
全長 | 11,440[mm] |
全幅 | 3,025[mm] |
全高 | 4,380[mm] |
積載量 | 0.3[t] |
最高速度 | 45[km/h] |
牽引力 | 2,600[kg] |
設備 | 走行面作業台 |
作業台車
1994(平成5)年から導入された走行面作業台車。
床板や床板亀裂の補修の用途に使用される。
・主要諸元
T-45 | T-47 | |
動力及び排気量 | ‐ | |
燃料 | ‐ | |
全長 | 11,150[mm] | 10,150[mm] |
全幅 | 3,020[mm] | 2,900[mm] |
全高 | 3,880[mm] | 3,520[mm] |
積載量 | 3.0[t] | |
最高速度 | ‐ | |
牽引力 | ‐ | |
設備 | エンジンウエルダ2台 |
参考文献
1)東京モノレール株式会社 社史編纂委員会,『東京モノレール50年史』,東京モノレール株式会社,(2014.09)