自走式レール研磨レールスクーター


レール研磨機能を持ったレールスクーターである。
レールスクーターはARRS(オールラウンドレールスクーター)にモデルチェンジしたがこの機種のみ従来型が継続販売されている(2023年8月現在)。

型式はRC-ZL2WUG-CBPとなる。

型式の意味する内容であるが、基本的には旧型レールスクーターの型式区分が当てはまると思われる。型式区分については以下の通りとなる。

△旧型レールスクーターの型式区分表。文献1)より

上記型式区分表と照らし合わせるとZ(軌間1067)2(2人乗り)W(四輪駆動)、C(エンジン脱着)B(前後進切替)P(パトライト)の仕様であることが読み取れる。
また型式は固定であるため転車装置(N)、牽引仕様(T)、屋根(Y)、回転シート(K)は選択できないこともわかる。

 

■車両諸元

型式 RC-ZL2WUG-CBP
定格乗員 2[名]
軌間 1,067[mm] (989[mm] ~994[mm] )
外形寸法 全長 1,552[mm]
全幅 1,420[mm]
全高 1,310[mm]
車両重量 190[kg]
最高速度 13.5[km/h](平坦路)
走行用エンジン ホンダGX160(手動グリップ方式)
研磨用エンジン ホンダGX200(レバー方式)
減速比 4.38:1
駆動方式 4輪駆動、ドライブチェーン式

参考文献
1)協栄製作所『パーツカタログ_旧型レールスクーター_第5版_20230214』
https://www.kyoei-seisaku.co.jp/cms_wp/wp-content/uploads/2023/02/パーツカタログ_旧型レールスクーター_第5版_20230214.pdf(2023.08.14)
2)協栄製作所『商品カタログ_レール研磨機_20220512』
https://www.kyoei-seisaku.co.jp/cms_wp/wp-content/uploads/2022/06/商品カタログ_レール研磨機_20220512.pdf(2023.08.14)