09


08の後継モデルのマルタイ。
タイピングユニット、リフティング・ライニングユニット、ミドルフィーラーから構成されるサテライトフレームが車体と独立してレール方向に可動する。
そのため、車体は低定速での走行が可能である。
オプションとしてマテリアルワゴンが用意されており、仕上がり状態の検測や応急復旧機材の搭載が可能である。

一般軌道撞き固め用のラインマルタイと分岐器周辺撞き固め用のスイッチマルタイに大別される。

ハイフン以降の記号の意味の推定を以下に示す。

一般軌道の撞き固めを行うラインマルタイの場合は

16:タンピングツールが16本で、タンピングユニットはマクラギ1丁搗き。
32:タンピングツールが32本で、タンピングユニットはマクラギ2丁搗き。

参考文献

Plasser&Theurer カタログ「09 Series 連続作業マルチプルタイタンパー」


■ラインマルタイ

09-16
09-16 GLEISSTOPFMASCHINE
09-16 CEM
09-16 CSM
09-16/CST Gleisstopfmaschine
09-16/CST Dynamic



広田尚敬 写真. はたらく電車100点, 講談社, 2000.11, (ゴールデンブック. のりものアルバム ; 23)より引用

09-32CSM


■スイッチマルタイ

09-2X
09-2X SD
09-2X SH


09-475
09-475 Universalstomaschine