新潟トランシスの軌道モータカー

概要


新潟トランシスは、新潟鐵工所の鉄道車両・除雪車製造部門と富士重工業の鉄道車両製造部門を引き継ぎ、2003年に設立された会社である。
新潟トランシスの軌道モータカーは富士重工のTMCシリーズを継続して製造しており、形式の命名規則も富士重工のそれと同一である。

新潟トランシス製軌道モータカーの形式名
例:TMC 501 C
TMC→Track Motor Carの略
50→車格
0→軌間(0:狭軌用、1:標準軌用)
C→サフィックス(開発順に無印→A→B→C……と付番するか、納入先を表す符号を付ける。Cは東海向けとみられる)
S→除雪装置付(除雪装置なき場合は無印)


JR東日本・東海の在来線を中心に導入されている。

■Type
TMC400NC
TMC400B
TMC400BS
TMC400BST
TMC-400B-TS
TMC400C


東海道新幹線や、西日本鉄道に導入されている。

■Type
TMC401C
TMC401EC


JR北海道の在来線を中心に導入されている。

■Type
TMC500AS
TMC500BS
TMC520


JR九州を除く全国の新幹線に導入されている。

■Type
TMC501F
TMC501FK
TMC501C
TMC501


東海道・山陽新幹線の道床交換編成の牽引用として導入されている。
また、北海道・山陽新幹線では入換機としても導入されている。


JR東日本の在来線に1台のみ導入されている。


MMUの牽引用として導入された機種。


万葉線に1台のみ導入されているプラウ除雪車。