協栄製作所の軌道自転車


■概要

協栄製作所は1953年創業のメーカーで、現在浜松市に事業所を有している。

1995年にヤマハ発動機㈱が鉄道保線機器事業に参入した際に、製品開発と生産を一括して受託したのが鉄道業界参入のはじまりで、当時はアルミ山越器や軽量アルミトロを扱っていた。

2003年にヤマハ発動機㈱が鉄道保線機器事業から撤退した際に事業譲渡を受け、その後2004年より軌道自動自転車の「レールスクーター」を開発・生産・販売をしている。

2017年には鉄道保線機器事業の企画・開発・販売を専門に担当する組織として、株式会社協栄エンジニアリングを設立している。


■製品年表

2004年に軌道自動自転車の「レールスクーター」を開発・生産・販売し、軌道自転車業界に参入。
2009年に電動アシスト付きレールバイクを開発・生産・販売。
2014年に自走式レール研磨レールスクーターをJR東日本と共同開発し、生産・販売を開始。
2018年にレールスクーターをモデルチェンジしたAR型・LW型の2機種を開発・生産・販売。
2020年から第2世代の新型電動レールスクーターの開発を開始。
2021年にはJR東海と共同開発した新型電動レールスクーターの試験運用を開始。


参考文献
1)協栄製作所『会社案内』
(2024.11.12)
2)協栄製作所『事業沿革/代理店/主要納入先』,(2022/5)






旧モデルの電動軌道自転車も含む