搗き固め位置のレベリング・水準の状態を検出するミドルフィーラーが
タンピングユニットの中心に設けてある。
東海道新幹線には1989年からBMNRI-85の置き換えとして導入されたが、老朽化により2001年から2006年度末にかけて後継機種である09-2Xが導入され、引退した。
JR東海の在来線には1994年から07型マルタイの置き換えとして導入された。
■ 寸法・重量(東海道新幹線用)
全長 | 17,900[mm] |
全幅 | 3,100[mm] |
全高 | 3,720[mm] |
軌間 | 1,435[mm] |
重量 | 48[t] |
ボギー台車間距離 | 11,500[mm] |
ボギー台車ホイールベース | 1,500[mm] |
エンジン | 空冷V型12気筒(ターボ付き) 220[kw](300[ps]) |
■ 作業装置(東海道新幹線用)
タンピングユニット | 左右2分割 |
その他装備 | ・エンジン室火災警報装置(後付け) |
参考文献
1)阿部謹一『新型マルタイ(09-2X)導入』,日本鉄道施設協会誌,39巻,9号,日本鉄道施設協会,(2001.9)
2)50年のあゆみ : 1967-2017 : 日本機械保線株式会社創立50年誌, 日本機械保線, 2017.3