Plasser & Theurerは、オーストリアの保線機械メーカーである。
■概要
1961年、Plasser & Theurerは最初の完全油圧式道床交換作業車であるRM 61を発表して以来、世界に多数の道床交換作業車を供給している1)。
日本では3機種の導入例がある。
■機種
秋元 清「オーストラリアプラッサー社のバラストクリーナ」『新線路』23巻2号,1969年,グラフpより
新幹線の道床交換作業用として輸入された。国鉄形式は938形。
日本鉄道施設協会「新しく開発・投入された保線機械」『鉄道線路』24巻10号,1976年,写真p.より
国鉄在来線の道床交換作業用として輸入された。
RM 74 U以来、約40年ぶりに輸入されたPlasser & Theurer製の道床交換作業車。上の2機種とは異なり、吸引式である。
■文献
1)Klaus Riessberger・Rainer Wenty・Michael Zuzic「60 years of modern ballast cleaning machines: state-of-the-art machine technologies for achieving an excellent ballast ckeaning quality (Part 2 of 2)」『Rail Engineering International Edition』2021-1号,2021年,pp.7-12.