△スタンダード型マルタイ 保線機械の取扱いと事故防止 P1「1章 概説」より
1954年5月に1号機が納入され、田端、尼ケ崎機械軌道区、稲沢、門司保線区などに配備された。
撞き固め機構のツール開閉はコーンクラッチ、スクリューによる手動レバー操作、タンピングユニット昇降には圧縮空気を利用使用したエアシリンダによるペダル操作、前後進はペダル操作による物であった。
後期型になるとツール開閉がレバー操作によるエアシリンダ切替型となった。
諸元
エンジン(前期型):Hercules Diesel DJXC 水冷4サイクル6気筒 75[ps]
エンジン(後期型):GM3045C 水冷2サイクル3気筒 67[ps]
勾配 牽引荷重 単車速度
0[‰] 0[t] 32[km/h]
作業性能
150[m/h]
参考文献
保線機械の取扱いと事故防止 P1「1章 概説」