芝浦製作所のレール削正車

(写真:松田2000,p.143より)


マルチプルタイタンパーの国産化に成功したことで知られる芝浦製作所であるが、レール削正車の開発にも取り組んでいた。
1984(昭和59)年度は8頭式レール削正車RS-101Aが開発され、東海道新幹線に収められた。
しかし、これ以外の作例は現在のところ見つかっていないため、芝浦による削正車の開発がこれ以上進展することはなかったと思われる。

■文献
松田 務「レールを削る!:鉄道界のグラインダーマン~レール削正車」『トワイライトゾ~ンMANUAL』9号,2000年,pp.138-145.