ATカート


エンジン付き軌道自転車の代名詞的な存在と言えるATカート。
形式は車体に貼ってあるステッカーで判別できる。形式の読み方は以下の通り。

△ATカートの形式の読み方。文献1)より

なお、他社製品、他の保守用車のような銘板は車体には確認できておらず製造番号を窺い知ることができるものはない。

 

■主要諸元
・狭軌用

形式 AT-N2 AT-N4 AT-N2H AT-N4H AT-N2H4W AT-N4H4W
軌間[mm] 1067
乗員[名] 2 4 2 4 2 4
車体寸法[mm] 長さ 1,500 1,700 1,500 1,700 1,500 1,700
1,240
高さ 650 820 650 820 650 820
重量[kg] 68 85 90 103 96 109
運転操作 アクセルレバー方式 コントロールレバー方式
ブレーキ構造 フットブレーキ2軸4輪キャリパー式(安全ロック付)
走行性能[km/h] 10[‰] 30 20
25[‰] 25 15
35[‰] 5

・標準軌用

形式 AT-S2 AT-S4 AT-S2H AT-S4H AT-S2H4W AT-S4H4W
軌間[mm] 1435
乗員[名] 2 4 2 4 2 4
車体寸法[mm] 長さ 1,500 1,700 1,500 1,700 1,500 1,700
1,610
高さ 650 770 650 770 650 770
重量[kg] 79 92 95 108 101 114
運転操作 アクセルレバー方式 コントロールレバー方式
ブレーキ構造 フットブレーキ2軸4輪キャリパー式(安全ロック付)
走行性能[km/h] 10[‰] 30 26
25[‰] 25 20
35[‰] 5

参考文献
1)伊岳商事『ATカート』
https://www.itake.co.jp/img/mtij/2013pdf/1-12.pdf(2023.08.07)


 

AT-N2

AT-N2H

AT-N2H4W

AT-N4H2

AT-N4H4W

AT-S2

型式不明