概要
比較的降雪の少ない西日本などの地域のMCR-4の後継として開発された400馬力級ロータリー除雪車。
1998年頃から製造された。
製造番号は4001号車から順に付与される。
N-MCR-600より小型の車体で車体が全体的に角ばった形状になり、運転室下部側面の小窓は廃止された。
運転台は前後それぞれではなく、横向の物が1つになっている。
除雪装置の操作盤は進行方向ごとに1箇所ずつ設けられている。
本形式は新潟鐵工のみではなく、富士重工業や新潟トランシスにおいても製造されている。
諸元
■ 牽引性能
勾配 | けん引荷重 | 単車速度 | 重量牽引時 |
水平線 | 290 t | 55 km/h以上 | 50 km/h以上 |
10 ‰ | 110 t | 55 km/h | 34 km/h |
25 ‰ | 80 t | 55 km/h | 19 km/h |
参考文献
1)松田務,『モロ、ハイモ』, トワイライトゾ~ン マニュアル14, ネコ・パブリッシング, 2005年