■概要
ボギー台車と箱型車体を備えた大型のレール探傷車。
東京計器製の探傷ユニットを搭載しており、40[km/h]での探傷走行が可能である。
JR北海道に導入され、HI-RIC(Hokkaido Iwamizawa Rail Inspection Car)と呼称されている。
岩見沢レールセンターに所属し、同センターの係員が検測操作に当たっている。
従来の牽引式探傷車(MS0208)は排雪モータカーを使用して牽引していたため、冬前から稼働することができなかった。
本形式では単車で走行可能とすることで稼働率が向上している。
諸元表
■ 寸法・重量
長さ | 17,048[mm] |
軌間 | 1,067[mm] |
自重 | 46.0[t] |
■探傷装置
探傷方式 | 超音波パルス反射法または透過法 |
探触子方式 | 水ギャップ法による摺動型探触子方式 |
探触子ブロック | 個別探触子 |
一般区間探傷速度 | 40[km/h]以上 |
分岐器区間探傷速度 | 15[km/h]以上 |
水タンク容量 | 7,000[L] |
△探触子配置
■その他装備
レール断面磨耗測定装置
波状磨耗測定装置
マーカーガン装置
データ・デポシステム
レール頭頂面画像撮影装置
画像鮮明化装置付き高感度カメラ
参考文献
1)松浦 淳『新型レール探傷車(HI-RIC)の導入』,新線路,71巻,4号,鉄道現業社,(2017.4)
2)東京計器株式会社『北の大地で鉄道の安全を守る』
https://www.tokyokeiki.jp/Portals/0/html/person/saiyo/field/pdf/viewed_123_2.pdf
(2020.09.27)