兼松エンジニアリングの道床交換作業車

大阪市交通局のBA-150S(JTB2410)
松山重車輌工業『More Advance MJK』,発行年不明,松山重車輌工業.より

 


 

兼松エンジニアリングは主に吸引・洗浄機械と、それを搭載した車両を製造しているメーカーである。

 

■概要

スクレイパーチェーン式道床交換作業車が使用できない地下鉄路線向けとして、吸引式道床交換作業車を製作した例がある1)

なお、兼松製の作業車は松山重車輌工業のカタログにも掲載されており、両社の合作であったと考えられる2)

 


 

■機種

兼松エンジニアリング「K&E創立50周年記念:技術開発史」http://www.kanematsu-eng.jp/product/history.html(2024/05/10取得).より

帝都高速度交通営団向けに製造された。

 

大阪市交通局編『大阪市地下鉄建設70年のあゆみ:発展を支えた建設技術』,2003年,大阪市交通局.より

大阪市交通局向けに製造された。松山における形式はJTB2400 + JTB2410。

 


 

■文献

1)兼松エンジニアリング「軌道敷吸引装置」http://www.kanematsu-eng.jp/catalog/kidoushiki.pdf(2024年5月8日取得).

2)松山重車輌工業『More Advance MJK』,発行年不明,松山重車輌工業.