2003-1-25
神岡鉄道 神岡鉱山前駅
(許可を得て撮影)
樽見鉄道へ譲渡される以前の、神岡鉄道時代のDB1。
神鉄では車籍を有していた時期もあったそうで、そのためモーターカーにかかわらず「DB1」という名が与えられたという。
車庫は神岡鉱山前駅構内の南方にあった。

ラッセルは猪谷方を、ロータリーは奥飛騨温泉口方を向いているのが基本だった模様。
本線除雪は神岡鉱山前→猪谷→神岡鉱山前→奥飛騨温泉口→神岡鉱山前の行路で運転された。
折り返し駅での転回はおこなわれず、写真にあるように猪谷方はラッセルで走行し、反対方向はロータリーで作業していた。ただ、新潟鐵工所製MCR-4Aなので転車装置はもちろん装備されており、イベントで転車シーンを披露することはあった。
なお、多雪時など作業時間が逼迫した場合は神岡鉱山前~奥飛騨温泉口間はカットされることもあったという。

奮闘の跡を物語るロータリーヘッド。

ロータリー側の前面展望。

ラッセル側の前面展望。



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この返信は3年、 10ヶ月前に
入間郡が編集しました。