2025年3月 MCDB登録7000両記念イベント(國家鐵道博物館籌備處、秦陽機械股彬有限公司見学会)


2025年3月、MCDBへの登録両数7000両を記念して、台湾の國家鐵道博物館籌備處(日本語:国家鉄道博物館準備処)様のご協力のもと國家鐵道博物館及び秦陽機械股彬有限公司の見学会を開催させて頂きました。
國家鐵道博物館籌備處様とはR300Aの復元にあたり、MCDBが資料の提供などを行ったご縁から今回の見学が実現しました。
記念イベントには14名が参加し、國家鐵道博物館に収蔵されているR300Aの他、堀川工機製のKRD-H3や博物館の収蔵車両の見学、秦陽機械にて復元作業中のWD-H11CAの見学等をさせて頂きました。
簡単ではありますが下記にその様子を紹介いたします。

※開館前の博物館を特別に案内していただきました。開館後は車両の周囲に柵などが設置されています。見学の際は博物館のルールに沿って見学をしましょう。


 

△今回の見学先の國家鐵道博物館。訪問時は一般公開はされていないものの、事前予約制のガイドツアーに申し込むことで一部エリアの見学が可能でした。
△2025年7月31日に公開となった柴電工場には台湾高鉄建設時に日本から譲渡されたR300Aも展示されています。 展示にあたっては再塗装及び整備が行われ、訪れた時には新車と見紛うほどの美しい状態でした。

△R300Aの運転室内には山陽新幹線で運用されていた頃の表記や安全祈願のステッカーが残存していました。
△R300Aを見学する参加者たちの様子。
△イベントならではの光景として、銘板を撮影する参加者も多く見られました。
△英国Wickham Rail製の38号工事貴賓車。南廻線の建設工事や東部幹線の電化工事完成時の視察用として用いられました。
△博物館のサプライズで移動用にDR2300を特別に運行していただきました。
△博物館では軌道自転車も保存されていました。こちらは実際にペダルを漕ぐことで走行が可能な状態でした。
△堀川工機製 貨物型モータカー KRD-H3。今後復元作業が行われる予定だそうです。

△KRD-H3の荷台上には組み立て式転車台の部品の一部が搭載されており、博物館の方より使用方法について質問があったため、現物を組み立てて転車作業のイメージを説明しました。

國家鐵道博物館見学の前日には屏東縣の秦陽機械股彬有限公司様にて復元作業中のWD-H11CAや台湾で活躍する保守用車などの見学をさせていただきました。こちらの見学には10名が参加しました。

△秦陽機械の入換用として使用されている北陸重機製HDB-25LP
△HDB-25LPは車内の見学もさせていただきました。
△交通部鐵道局所有の動力軌道吊桿車。こちらは台湾の鉄道車両メーカーの台湾車輛にて製造されました。

博物館見学後には博物館の方も交えた懇親会も開催され、日台の鉄道談議に花が咲きました。
個人の台湾旅行ではなかなか見ることのできないものを見学させていただき、参加者一同の思い出に残る楽しいイベントとなりました。

イベントの開催にあたり協力いただきました國家鐵道博物館籌備處及び秦陽機械股彬有限公司の皆さま、ありがとうございました。