北近畿タンゴ鉄道の保守用車


■概要
北近畿タンゴ鉄道は、鉄道公団によって途中まで建設されたものの、運営する国鉄の経営悪化により工事が凍結されていた宮福線(宮津~福知山 30.4㎞)を運営するため、前身となる宮福鉄道が1982年9月に設立され、1988年7月に開業した。

その後、1989年8月に北近畿タンゴ鉄道に名称変更し、1990年4月からは宮福線に加えて旧・国鉄で特定地方交通線として第3次廃止対象に指定されていたJR西日本の宮津線(西舞鶴・豊岡 83.6㎞)も運営することとなった。

2015年4月1日からは上下分離施策により、路線の運行事業をWILLER TRAINSが第二種鉄道事業者として京都丹後鉄道(丹鉄)の名称で鉄道運行を行っている。北近畿タンゴ鉄道は第三種鉄道事業者として鉄道施設の保有のみとなっている。

■保守用車の特徴
降雪のある日本海側に位置するため、モータカーロータリーを複数所有するほか、路線長が長く、特急も運行されることからマルチプルタイタンパーを自社所有している。かつて所有していた07-16マルタイは日本国内最後の現役07マルタイであったと思われる。
また、08マルタイにはJRロゴが残っているが、北近畿タンゴ鉄道に移籍している。

■車種別一覧
モータカーロータリー

新潟_MCR-4A

新潟_MCR-4A

新潟_MCR-4A

 

マルチプルタイタンパー

PT_07-16


引退済み

PT_08-475


元・JR西日本

 

バラストスイーパー

芝浦_BC-2


引退済み

芝浦_BC-3G-2


元・JR西日本

 

検測車

西日本機械保線_5m弦軌道検測車


元・JR西日本

 

軌陸高所作業車(ブーム式)

ISUZU_ELF

 

トロ

 

三東_鉄製トロ(空気制動装置付き)

三東_鉄製トロ(空気制動装置付き)

三東_鉄製トロ(空気制動装置付き)

三東_STB17-A

機種不明

 

■参考文献
1)第三セクター鉄道等協議会『北近畿タンゴ鉄道株式会社』,
https://3sec-tetsudou.jp/company/78(2025.7.23閲覧)
2)京都府『京都丹後鉄道(丹鉄)について』,
https://www.pref.kyoto.jp/ktr/(2025.7.23閲覧)
3)北近畿タンゴ鉄道株式会社『安全報告書(2022)』,
https://www.pref.kyoto.jp/ktr/(2025.8.10閲覧)