伊能 忠敏「新型マルタイ(ジャクソン)」『新線路』13巻12号,1959年,グラフp.より
Jackson社が1940年代から1960年代にかけて製造した電気式マルタイは、様々な仕様の製品がありながらも「Multiple (Tie) Tamper」と一まとめに呼ばれることが多かった。本項ではそのMultiple Tie Tamperと呼ばれる機種のうち、1959年に日本へ輸入されたものについて解説する。
■概要
本機種は1959年、国鉄の東京操機工事事務所に1台が導入された。車体は後に新幹線向けとして輸入されるジャクソン機と類似するが、タンピングユニットは1940年代から製造されている古い機種の形状に近い。ツール数は12本1)。

側面から見た本機種。横取線に収容中の様子
伊能 忠敏「新型マルタイ(ジャクソン)」『新線路』13巻12号,1959年,グラフp.より
線路と直角方向にも車輪をもち、これを使って横取線へ収容することができる。またジャクソン製マルタイの特徴として、手持ち式タイタンパーに電力を供給する機能もある。
■文献
1)伊能 忠敏「新型マルタイ(ジャクソン)」『新線路』13巻12号,1959年,グラフp.


